尿検査は、初診と定期健診ごとに実施します。これは一般的な検査内容と同じで、タンパクと糖が出ていないかを調ぺます。
尿中のタンパクを調べることで、妊娠中毒症の検査になります。妊娠中毒になると、腎機能に障害が起こり、尿中にタンパクが混じって出てくるようになります。妊娠中毒症の場合、早期発見、早期治療が重要です。妊娠中毒症であるかどうかにかかわらず、もともと腎臓の機能が十分でない人の場合には、よりいっそう注意深い管理が必要になります。
尿に糖が出ているときは、おなじく腎機能障害、あるいは糖尿病の疑いが出てきます。尿中に糖が出ているときは、さらに血液検査で血糖値を調べ、糖尿病であるかどうかの診断をおこないます。母体が糖尿病の場合、羊水過多、未熟児や胎児死亡の原因になったり、母体の抵抗力が弱くなるなどの問題が起こってきます。
スポンサードリンク
尿中のタンパク、糖
< 前の記事 体重、身長、骨盤の測定1 | トップページ | 次の記事 血液検査 >